倉橋由美子「偏愛文学館」

偏愛文学館??

偏愛文学館??

書評集。「火車 (新潮文庫)」についての「宮部みゆきさんの文章は何よりもいい文章で書かれています。これは天成のいい声と正確な音程で自在に歌える人の声に似て、安心して快適に読めます」という評は、倉橋由美子の文章にそっくりそのままあてはまる。

宇宙戦争

宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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観てきた。いやあ、おもしろかった。これを撮ったのは、「未知との遭遇」と「ET」のスピルバーグじゃなく、「激突!」と「ジョーズ」のスピルバーグだね。「怪獣映画」と評している人がけっこういるけど、トライポッドの破壊っぷりと鳴き声(?)に初代ゴジラを連想した。トム・クルーズのだめおやじっぷりもナイス。原作を知らない人は、あのラストを拍子ぬけと感じるだろうけど、あれじゃないと「宇宙戦争」じゃないからなあ。時代設定を原作どおりにすれば違和感は少なくなるだろうけど、そうするとポスト911の恐怖と共鳴しなくなっちゃうし。

恩田陸「蒲公英草紙―常野物語」

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)

ユージニア」が直木賞候補になった恩田陸の、「 光の帝国 常野物語 (集英社文庫)」以来8年ぶりの常野物語2作目。ひとつまちがえればただの泣ける話になってしまうところだが、苦味のきいたラストがいかにも恩田陸らしい。苦味をもうちょっと全体にまぶしてくれればさらに楽しめたのだが。

アーリャマーン EPISODE 1 帝国の勇者

アーリャマーン EPISODE 1 帝国の勇者 [DVD]

アーリャマーン EPISODE 1 帝国の勇者 [DVD]

TVで紹介されていた、「スターウォーズ」のインド製マルパクTVドラマ。インド史上最高の視聴率を叩きだしたんだとか。2、3分見るぶんには笑えるけど、全編とおして見るのには相当な忍耐力が必要とされそう。

瀬戸川宗太「懐かしのアメリカTV映画史」

懐かしのアメリカTV映画史 (集英社新書)

懐かしのアメリカTV映画史 (集英社新書)

1956〜1969年に日本で放映されたアメリカTV映画が紹介されている。商売柄、この手の情報はときどき再確認しておかねばと目を通した次第。ぼくが子供のころよく見ていて、割合記憶に残っている「ミスター・エド」「じゃじゃ馬億万長者」を、著者がほとんど記憶に残っていないといっているのが意外。

ジャック・ケッチャム「黒い夏 (扶桑社ミステリー)」(金子浩訳)

黒い夏 (扶桑社ミステリー)

黒い夏 (扶桑社ミステリー)

本日発売の拙訳書です。「隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)」にはおよびませんが、「地下室の箱 (扶桑社ミステリー)」よりはおもしろいです。鬼畜度は低めなので、スプラッタ・シーン耐性の低いかたもどうぞ。猫も出てきます。映画は現在"post-production"中とのこと。

http://www.imdb.com/title/tt0451102/

Kraftwerk "Minimum-Maximum"

Minimum Maximum

Minimum Maximum

元祖テクノポップクラフトワークの2枚組ライブ盤。どの曲もスタジオ・ヴァージョンとたいして変わらないような気もするけど、やっぱり気持ちいい。日本で録音された"Dentaku"がやけに盛りあがってます。